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我等が親方・石田秀一率いるバーバリアンのライブが6/9火曜日にチキンジョージで行われる。振り返れば、五月には金子マリとjames bluesland にて共演、ランブリン・ジョーと大阪の名門Royal Horse で共演、チャリティーイベント・"ゴーイング・神戸"への参加と精力的な活動をこなしてきた。まさにバンド発足から一気に5速に入った暴れ馬の如しである。ただいま絶好調、のりにのったバーバリアン、6/9は僕個人的にも楽しみだ。


そして右は5/9ROYAL HORSE でのランブリン・ジョー。4年前の神戸ボブ・ディランとの共演から随分仲良くなってしまった;;新しいアルバムをリリース、TVでも新曲がかかっているらしく、大活躍中である。彼自身、とんでもないテンションの持ち主で、一緒に酒など絶対に飲みたくないと思わせるくらい、とんでもない奴であるが、嫌いになれない憎い奴だ。大阪ROYAL HORSE と言えばJAZZの名門だが、バーバリアンとのライブではどちらも爆音で、おもしろいくらい違う場所に来たような気分にさせられた。最高である。
歴戦の勇者たちとの共演は、バーバリアンのギアを6速にしているはずである。さあ、6/9、ロックの日、チキンジョージに見に行くべしである!!!!!!!!!!!!!!!
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by bar-dylan
| 2009-06-03 19:53
| barbarian

このアルバムを手に入れて1ヶ月、随分と私は彷徨って渋滞してしまっていた。またしても傑作の予感、不思議な違和感、ブルースという言葉、アコーディオンの音色、68歳のボブ・ディラン…。誤解を招くには十分な要素が詰まっている。よくよく思い返してみればいつもの事なのだが、またしても彼の魔法に嵌められてしまったようである。そんな誤解がふと解けるのは、きまって雨で暇な日曜日の夜なのだ。
ロバート・ハンターとの共作で無い唯一の"this dream of you"が着想である。この曲を軸にしてアルバムが完成されている。アコーディオンの音色を前編に散りばめた理由だ。"dream"という単語についてあまり良いコメントを残していないボブ・ディランであるが、"series of dream""dreamin' of you"という傑作アウトテイク発表の流れからしても、このタイトルは出色である。彼の場合、振りの脈略があるなら意図的な結論のようにさえ感じさせてしまう。偶然を奇跡に変える天才はいまでも賛美歌のように輝いている。
"I feel a change comin'on""Life is hard"といった佳作を枝に挿せば、間に得意のオールド・ディラン・ブルースを嵌め込んで傑作は完成する。半世紀近くに及ぶ変わらぬ手法、完璧である。
"Love and Theft""Modern Times"と、この"Together Through Life"が3部作めいた印象を感じさせるのも罠である。ジャック・フロスト(ディラン自身のペンネーム)がプロデュースでとても「まとも」なアルバムが続いているように感じるが、ただのこれも誤解である。終焉への形作りという馬鹿で不気味な発想に陥らない為にも、はっきりさせておく必要がある。そう、ただの偶然、そしてどれも「まとも」ではない。
CDが売れない時代に"Together Through Life"がUKとビルボードのチャートで1位を獲得した事実を彼はどう感じているだろう。いつものように私は二枚組みのレコードで購入したが、その中に初めてCDも同封されていた事も追記しておきたい。ディランらしい時代へのメッセージをまたしても私は受け取ったように感じたのだ。ん、そもそもそれが罠なのか、、、
ともかくもディラン、68歳のお誕生日おめでとう

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by bar-dylan
| 2009-06-02 13:47
| DYLAN's Album
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