JAYE P MORGAN
2008年 07月 24日
1976年にcandor records という無名のレーベルから発売されされたこのアルバムは、デビット・フォスターのプロデュース第二作目。
現在でもLPでの入手は困難で、僕自身も2000年のCD化を26年間も待たされた訳だが、はっきりいって素晴らしい内容に失神&失禁寸前になってしまった…
ジェイ・P・モーガンは当時古いポピュラー・シンガーで、何故デビット・フォスターが目をつけたかは推測の余地がないが、現代日本に例えるなら、どうも腐りそうな和田アキ子を天才・大野雄二がプロデュースしてとんでもないアルバムができそうな感じということになる。音楽産業の寵児のように思われる方も多いだろうが、彼自身、偉大なミュージシャンであり、その感性は”歌って踊れる”プロデューサーという仕事にも如何なく発揮されつくしている。
松田聖子をどお思おうが、こういう事実はちゃんと認めなくてはいけない…。
トミーリピューマ、ゲイリー・カッツ、デビット・フォスター、ダニエル・ラノアの作品は悲しくてもあらかた聞いて欲しい。本当に皆が買いたくなるレコードは30年経とうがこんなにもブリリアントに光り輝いているのだ。
by bar-dylan
| 2008-07-24 18:06
| Other's Album